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- とみざわのビジョン -

とみざわのビジョン

薬剤師は大変な仕事だけど、夢のある仕事だと、胸を張って言えます。

代表・冨沢 道俊 統括部長薬剤師 写真

冨沢 道俊
統括部長薬剤師

私は製薬会社でMRとして3年間勤めた後、地元の薬剤師会が経営する薬局で、薬剤師としての人生をスタートさせました。
ゆくゆくは実家の薬局を継ぐことが決まっていたため、その頃は、まずは修行、という感覚でした。しかし、正直に言うと、狭い薬局の中で、次から次へと患者さんにお薬を出し続ける仕事が、楽しいとは思えませんでした。

そんな頃、「薬剤師の在宅サービス」という言葉を耳にするようになります。やりがいに飢えていた私は、当時の勤務先の社長に相談し、週に何日かは実家の薬局で在宅サービスを始めました。
最初は、どこから手をつけてよいのかわかりませんでしたが、門前のドクターが往診の同行を許可してくださり、在宅のイロハについて教わりました。医師が、何を考えながら診療をされ、薬を処方されるのかを学べたことは、後の私の在宅薬剤師人生を変える、大きな経験でした。

この時から、少しずつ患者さんを担当させていただき、分からないことにぶつかっては勉強の繰り返しでした。時には、夜中の3時まで一包化の作業をして、朝6時に出発して3軒まわってから薬局で朝礼に参加する、なんていう日もありました。
とにかく、その当時はがむしゃらでした。ここが頑張りどきだと思い、必死に食らいついていく中で、地域で在宅サービスにかかわられている他職種の方々にも、少しずつ認めていただき、薬剤師としての職能を発揮しやすい環境も整ってきました。

なぜ、ここまで在宅にこだわるのか。

外来では、一瞬しか患者さんを見ることができません。
時にはご家族が薬を取りに来られることもあります。在宅では、患者さんのバイタルをとり、悩みを聞いて、病気だけでなく人としての患者さんを知ることができるのです。

私自身、以前は麻薬が処方された患者さんに対して、どう声をかけていいか困ってしまっていましたが、在宅を始めてからは、患者さんの立場に立って声をかけられるようになりました。

在宅業務イメージ
私には、仕事をするうえでのモットーがあります。
どうせ働くなら、カッコいい仕事がしたい。

子供たちに、自分の仕事を誇れる自分でありたいと思っています。実際に今は、在宅サービスを始めて数年が経ち、賛同してくれる仲間にも恵まれ、この地域の在宅医療を担っていると自信を持って言えるほどになりました。決して楽な仕事ではありませんが、毎日が充実しており、子供に誇れる仕事だと胸を張って言えます。

ご自宅に帰りたい患者さんの願いを叶えるには、在宅サービスが必要です。
薬局に来ることができない患者さんの安心な生活には、在宅サービスが必要です。
そんな患者さんのご家族を支えるには、在宅サービスが必要です。

とみざわ薬局グループはこれからも、そんな方々の力になることをやりがいとし、連携する医療・介護スタッフとともに、地域医療を支えていきます。

最近は、市民支援薬剤師連絡会(通商PIG)というボランティア団体を設立し、地域の方々にお薬について知ってもらう活動を始めています。

子供会に呼ばれて薬の実験を見せたり、老人会では薬局とうまく付き合う方法についてお話したりしています。街づくりというものに薬剤師が貢献していくような、そんな時代が来ることを願っています。